夏バテに効く“飲むケア”──レモン・きゅうり・ミントのデトックスウォーターで体の内側から整える

Yuno
6月22日
読了時間: 4分

更新日：7月11日

毎日じりじりと照りつける太陽。蒸し暑い日が続くと、なんとなく体が重く、やる気が出ない…そんな不調を感じていませんか？食欲がなくなる、朝起きても疲れが抜けない、冷たいものばかり飲みたくなる──これらはすべて、夏特有の“夏バテ”が原因かもしれません。

そんなとき、体の中からやさしく整えてくれる“飲むケア”として注目されているのが「デトックスウォーター」。レモン、きゅうり、ミント、ライムなどを水に漬けるだけのシンプルなドリンクですが、侮るなかれ。その一杯には、疲れた心と体を癒す力がたっぷり詰まっています。

水にひと手間加えるだけで、体が喜ぶ理由

ただの水では、どうしても飲みにくく感じたり、味気なさから量を摂れなかったりすることがあります。そんなときにレモンやきゅうり、ミントなどの自然の香りや味わいを加えることで、水分補給がぐんと心地よくなります。それだけではありません。レモンやライムにはビタミンCとクエン酸が豊富に含まれ、疲れた体の回復をサポートしてくれます。きゅうりに含まれるカリウムは、余分な水分や塩分を体外に出す働きがあり、むくみがちな夏の体をスッキリ整えてくれます。さらにミントの香りは、暑さで乱れがちな自律神経をやさしく整え、胃の不快感を和らげてくれる効果もあります。まさに、夏の不調に寄り添ってくれる自然の恵みが、この一杯にぎゅっと詰まっているのです。

デトックスウォーターのつくり方

家にあるもので、さっと作れるのもこのドリンクの魅力です。

材料（1リットル分）

レモン … 1/2個（輪切り）

ライム … 1/2個（輪切り）

きゅうり … 1/3本（薄切り）

ミントの葉 … 適量

水 … 1リットル（常温または冷水）

作り方

材料をよく洗い、スライスします。

ボトルやピッチャーに材料をすべて入れ、水を注ぎます。

冷蔵庫で3〜4時間ほど冷やせば完成です。

時間が経つほど風味が出ますが、できれば24時間以内に飲み切るのがおすすめです。

飲み方のコツ

朝起きてすぐにコップ一杯飲むと、寝ている間に失った水分を補うことができ、体の目覚めがスムーズになります。日中はこまめに口に含むように飲むのが理想的です。大量に一気飲みするよりも、少しずつが体にやさしい飲み方です。冷たすぎると内臓に負担がかかることがあるので、氷は入れすぎず、ほどよい温度で。

飲み続けるうちに感じる変化

実際に習慣として取り入れている人たちからは、

朝の目覚めがラクになった

むくみが気にならなくなった

肌の調子が整ってきた

気分がスッキリして仕事に集中しやすくなった

といった声も多く聞かれます。もちろん、魔法のように一瞬で体調が整うわけではありませんが、自然の力を取り入れて、少しずつ体の内側から調子を立て直す感覚は、確かな実感として得られるはずです。

夏をのびやかに過ごすために

水を飲むというシンプルな行為も、ほんの少しの工夫で心と体にとって大きな意味を持ちます。忙しい毎日の中でも、自分をいたわる時間として「飲むケア」を取り入れてみてください。レモンの酸味、きゅうりの爽やかさ、ミントの香り──五感で感じる清涼感が、きっとあなたの夏の疲れをふわりとほどいてくれるはずです。この夏は、冷房や冷たい飲み物に頼りすぎず、自分の体にやさしい選択を。デトックスウォーターで、しなやかに、軽やかに、夏を乗りこえていきましょう。